私は学生時代から生理痛がひどく、毎月痛み止めが欠かせませんでした。
過去には生理痛により意識が朦朧となり救急車で運ばれたことも。

その際病院側から
「生理痛で救急車を呼ぶなんて、、。
きちんと自分の体調は管理してね」
と言われてしまいました。
今まで学生だったからなんとかなったものの、社会人になり始めての仕事。
その勤務2日目にして生理痛で動けなくなり、トイレにこもりっ放し。
新人なので誰にも相談出来ずに一人汗だくになりながら狭いトイレで痛み悶えていたのが懐かしく思います。
その頃には薬アレルギーにもなってしまい、市販の痛み止めを飲んだら顔や身体中に湿疹ができてしまうようになっていました。
漢方や病院から処方された薬を飲み続けていましたが、薬を飲んでも痛みが治まるのは数時間後。
そして厄介なのが、毎月だんだん痛みがひどくなっていきました。
このままじゃまずいと思い産婦人科の先生に相談。
すると、先生が低用量ピルの使用を進めてくれました。

低用量ピルとは

低用量ピルとは排卵を抑制し、子宮内膜の増殖を抑える薬です。
低用量ピルは”避妊のための薬”と思われている人も多いですが、
・避妊効果
・肌荒れをなおす
・生理痛の軽減
・生理周期を正す
・PMS(生理前の心身の乱れ)の軽減
といった効果が挙げられ、避妊だけではなく様々な用途で使われています。
また、低用量ピルを使用する際副作用にも注意が必要です。
副作用には
・吐き気
・だるさ
・頭痛
などつわりの軽い症状が出る人もいますが、だいたい二〜三週間で治まると言われています。

私の場合はひどい副作用とかは全くなく、使い始めて一週間くらい少し身体がだるく、頭痛もするかな?程度だったよ。

低用量ピルを使ってみた感想
低用量ピルを飲み始めて生理痛が激減しました。
まったく痛みを感じない月もあれば、少し痛みを感じる月もあります。
しかし前の痛みとは比べ物にならないので全然気になりません。
低用量ピルを飲んで変わったことは
・生理痛が激減した
・血の量が減る(早く終わる)
・生理周期が定まる
といったことで、生活が今までよりだいぶ楽になりました。
7年ほどして今低用量ピルの服用を中止していますが、昔と比べて生理痛が和らいだのを感じます。

低用量ピルの値段
日本では低用量ピルはまだまだ浸透していなく、値段も1ヶ月2500円〜と高いです。
しかし海外では無料で配っているところもあったり、オーストラリアでは処方箋があれば薬局でピルが買えます。
(4ヶ月分で15ドルだったので、1ヶ月分約300円)
海外の方が圧倒的に安く、また服用している人の割合も多いです。
日本はまだまだ低用量ピルを勧めてくれる産婦人科の先生も少ないと思います。
もし生理痛がひどく悩んでいる人がいたら是非かかりつけの産婦人科の先生に相談してみて、低用量ピルの使用を考えてみてください。
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