無事にパースに到着しました!
クアラルンプールでのイミグレーションは順調にいって、なんなら日本語で
『セナさん、こんばんは。げんきですか?』
なんて話しかけてくれて、

なんて親日な国なんだ、、
日本人で良かった、、!
と感動した。
他の人は滞在目的、滞在日数とか詳しく聞かれるものを、ただ日本のパスポートを持ってるってだけで無条件に信頼してくれる。(多分人による)
他の人よりも数倍早くイミグレーションを通過して、日本ってビザなしでたくさんの国に行けたり日本人ってだけで”礼儀正しい”とか”親切”だとか思われたりしてなんだか日本が誇らしくなった。

それとは打って変わってオーストラリアに到着し、入国審査のときに本当に怖くて悔しい思いをした。
日本や他の何カ国かの国の人たちは入国審査の際、機械での自動審査になる。
機械をすり抜けたら荷物を受け取り荷物検査をして入国みたいな流れ。
機械での審査が無事に終わり、前へ進むと一人の女性に呼び止められた。
ランダムで人を選び検査しているようで、それに引っかかったので彼女の指示に従った。
まず入国カードの滞在先の住所のところが空白だったのをなぜかと強く質問された。
理由は彼の新しいアパートの住所が分からなかったのと、飛行機をでてWi-fiをゲットし、ちょうど住所をおくってもらったときにはもう機械の自動審査の場所だったので通り抜けてから書こうと思っていた。
そこから彼女の質問は続く。
・何をしにオーストラリアに来たのか?
・彼は何をしている人か?
・どこで働いているのか?
・あなたが滞在中休暇をとっているのか?
・何ビザをとっているのか?→証明して
・どのくらい滞在するのか?
・帰りのチケットはとっているのか?
これらの質問がとても横柄で失礼すぎる態度だったので本当に驚いた。
質問自体はまったく問題ないし、私も真実を淡々と答えていたが、まるで私が何か悪いことをしているかのようにとても上からそしてdisrespectfulな態度で接してくる。
この質問のあとに指紋認証のテストを受けた。
その際も
『ちがう。こうして。』
『次』
『だからちがうって』
『どうやったらそんなに間違えられるの?』
など言われ、自分としては言われた通りにやっていて、機械の不具合で読み取れないんでは?と思ったがいう言葉も見つからず、当たりが強い彼女に対して怖くて悔しくて悲しくて泣きそうになった。
英語って捉え方次第で受け取り方も変わるけど、こんな命令的な、差別的な言い方をされたのは初めてでそれに何も言えない自分も歯痒くて堪らなかった。
きっと彼女は嫌なことがあったのかな、ただの八つ当たりだろうな。
とか、アジア人が嫌いなのかな?
とかいろいろ考えたけど彼女のこういう言動や態度が、一人の観光客を傷つけて、彼女一人の対応がオーストラリア自体の印象に繋がると思う。
わたしはまったく英語が喋れないわけじゃなかったし、幸い彼女が言ってる言葉も理解でき、会話が出来た。
けどもしまったく英語が喋れない人だったら?
不安いっぱいで初めて海外に来た人だったら?
トラウマレベルの怖さだろうな。
オーストラリアが一瞬にして”苦手”な国No. 1に浮上するだろうな。
オーストラリアの人ってみんなこんななのかな?なんて思っちゃうだろうな。
私はオーストラリアの人たちは優しくて、面白くてとっても人をrespect する人だってこと知ってる。
だけどこういった一人一人の言動、行動が国の印象を作り出すのだと思う。
今回のこの件から、
私はどこにいても”日本”という国の代表者になるのであって、私の言動、行動一つ一つが、『私』ではなくて『日本人』という括りにされる
ということを改めて強く痛感した。
だからどんな時でも自分の感情やその時の気分に流されず、『人』として『日本人』として人に優しく、人に感謝されるようなそんな人物でありたいと思った。
そして移民が多い国と言われるオーストラリア。
きっとこの女性も移民なんだろうなと思うところがあった。
移民の人たちから国のイメージを悪くされる現地の人たちはたまったもんじゃないよね。
私も気をつけなきゃいけないし、日本はこれから外国人労働者が増えていくってこと分かりきってるから、これからどうなるんだろうという気持ちもある。
初日から嫌な感じになったけど、1ヶ月半ぶりに彼に会えて、今とってもしあわせです。
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